米国のウェブサイトiFixItが新型の第2世代「iPod touch」を分解した。判明したことを以下に挙げる。
- 同機種は、Bluetoothチップ「Broadcom BCM4325」を搭載。「NIKE+」サービスはBluetoothと同じ2.4GHz帯無線プロトコルを使って通信する。このBluetoothチップがNIKE+の独自のプロトコルをエミュレートしているかは不明である。
- スピーカーの処理には感心させられるものがあった。スピーカーは0.2mmの薄さで、直接金属の背面に取り付けられている。
同サイトは第4世代の「iPod nano」も分解した。同じく判明したことを以下に挙げる。
- 今回のiPodも、分解するのがいくぶん難しかった。Appleが環境に優しいという主張は、明らかに製造過程までの話(であり、修理のしやすさは見落とされている)。
- 第4世代のiPod nanoのディスプレイは第3世代の「ずんぐりとした」iPod nanoと同じ解像度とサイズだ。
- ディスプレイカバーはカーブのかかったガラスで、ケースから物理的に分離できる。このガラスの両端は0.7mmの厚さで、中間が1.7mmの厚さだ。
- この機種は、アップデートされたサムスン電子が製造したARMプロセッサを搭載している。このプロセッサは手がこんだ新しいゲームや、ソフトウェアの機能をすべて動作させる能力がある。
筆者は、ここまでやってくれるこのサイトが本当に大好きだ。