Appleは先ごろ、電子コミックブック「Murderdrome」は暴力的過ぎるとして「App Store」での配信を禁止した。
英国を拠点とするInfuriouscomicsが制作したMurderdromeは、「iPhone」向けに特別に制作されたものであった。AppleはInfuriouscomicsのアプリケーションが同コミックをApp Storeに提供することを禁止した。
ブログ「Infurious」におけるある投稿では、「この措置は、『Appleの良心的な考え』に基づき、人々を不快にさせるコンテンツを配信してはならないとするSDKによるものである」としている。また「Infuriousでは、iTunesではダウンロード可能なR指定の映画の多くよりも暴力的ではないコンテンツの配信を可能とするために、Appleがコンテンツレーティングシステムを構築することを支援していきたいと思う」とも書かれている。
Murderdromeの連載の第1回目は、8コマからなるコミックで、「murderdrome」と呼ばれるスポーツの中で、あるキャラクターが別のキャラクターの頭をなたで切り、またさらに別のキャラクタの頭を剣で割るシーンが描かれていた。暴力シーンはコミックであるものの、残虐であることには変わりない。
アーティストであるP.J. Holden氏はTechRadar UKに対し、同氏はApp Storeにおけるレーティングシステムの構築を提唱する予定だが、現時点ではより「Appleフレンドリーな」コミックを描くつもりであると述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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