録画したデジタル放送のコピー回数を制限する「ダビング10」が、いよいよ7月4日午前4時に開始される。
ダビング10は、デジタル放送の録画データをダビングする際、従来方式の「コピーワンス」から9回までのコピーと、元データが消去されデータが移動するムーブ1回までに制限が緩和される新制度。コピーワンスに比べ、消費者の私的複製の自由度がより高くなる。
ダビング10を利用するには対応した機器が必要になる。対応済みの新製品発売は2008年秋以降になる見込みで、すでに販売されている機種については、メーカーや機種ごとにファームウェアによるアップデートで対応するため、確認が必要だ。
デジタル放送推進協会(Dpa)では、6月30日から放送波を利用したファームウェアアップデートを一部のデジタル放送録画機器で開始しており、対応機種を所有しているユーザーに対してコンセントを抜かないよう呼びかけている。
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