坂本純子(編集部)
2008/04/17 19:51
MVPenテクノロジーズは4月17日、手書きメモをデジタルデータ化できるデジタルペンユニット「MVPen」を4月21日より発売すると発表した。価格は1万2600円。製品の特性を理解してから購入してもらいたいとして、同社の直販ウェブサイトやAmazon、楽天などネット系の販売業者やテレビ通販などを中心に販売するという。
MVPen。持ち運べる専用ケースも付く
MVPenは、紙に書いた手書きの文字やイラストを取り込める「モバイルモード」と、PCと接続し、マウスやタブレットとして使える「オンラインモード」の2つの機能を持つ。
手持ちの紙(裏紙でも何でもよい)にユニットをとりつけ、ペンで書くだけだ
「モバイルモード」は、小型の本体ユニットと専用のペンさえあれば、手書きの文字やイラストを本体ユニットにA4で50枚以上、保存できるというもの。重さは本体ユニットとペンを合わせても96g程度と軽い。単に記録するだけならばPCと接続する必要がないため、会議や外出などにもラクに持ち運べるのが特徴だ。
本体ユニットは3時間のフル充電で約90時間使用できる。専用のペンは電池式で、約90時間使用できる。なお、ペンの替芯は文具店で販売されているもので、入手は簡単だとしている。
なお、データをPCに取り込むときは、USBケーブルでPCと接続し、あらかじめインストールしておいた専用ソフトを使用する。取り込んだ手書きの文字は、専用の文字認識変換ソフトを使用し、テキストファイルに変換することもできる。
「オフラインモード」は、PCと本体ユニットを接続し、ペンで操作しながらマウスやタブレットとして扱える。Windows VistaのHome Premium以上であれば、OSが標準で持つタブレット機能が使用でき、画面内の画像を自由に切り取れる「スニッピング・ツール」やオフィスソフトなどに書き込めるデジタルインク機能などを活用できる。
このデジタルペンは、イスラエルで設計・開発されたもの。軍事技術を応用し、ミサイルなどのトラッキング技術を民生化したという。正確なトラッキングと座標認識を持ち、紙先のペンの動きを捉えてユーザーの手書き文字やイラストなどをデジタル変換する。専用ペンの先からは、赤外線と超音波がでており、紙にペンが当たったとき、赤外線のON/OFFの信号を判別し、本体ユニットと通信して記録する。16の特許を取得し、さらに35の特許を申請中だ。
MVPenのしくみ
MVPenの特徴
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