上海のIntel Developer Forum(IDF)の基調講演で、MacBook Airのような極薄Netbookが披露された。この安価なLinuxノートパソコンは貧しき者のMacBook Airになれるだろうか?
これまでに公開された写真のほとんどでは、来るべきNetbookシリーズは平凡なデザインの、児童生徒などの利用を想定した安価で実用なノートパソコンを目指しているように見えた。しかし、魅力的で極薄のデザインのものも登場しそうだ。
Intelモビリティグループのエグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるDadi Perlmutter氏はIDFの基調講演で極薄のNetbookを聴衆に向けて振りかざしながら、次のように紹介した。「このNetbookではLinuxが動いているが、ご覧のように、貧相なデザインではない。実に格好よくスタイリッシュだ」
Netbookシリーズの典型的なスペックを考えると(小さなEee PCが最も近い)、これが超携帯型極薄ノートパソコンであっても不思議ではない。
NetbookにはMacBook Airのような本格的なノートパソコンほどの装備はないが、その代わり3000ドルも支払う必要はない。価格はそれよりも大幅に安くなるようだが、現時点では不確かだ。
Intelが考えているNetbookのターゲットは2つある。開発途上国では初めてパソコンを購買する層。先進国では追加のパソコンを求める人たちの市場だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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