Lenovoが1月のConsumer Electronics Show(CES)で初公開した謎のデバイスの名称が明らかになった。
Lenovoは米国時間4月1日、上海で開催のIntel Developer ForumでIdeaPad U8をその内部についてのさらなる情報とともに公開した。
CESでは、同デバイスがLinuxを稼働してウェブ利用が可能で、GPS、音楽プレーヤー、カメラを搭載していることが明らかにされていた。
IdeaPadは、その名称から消費者向け製品であると想像できる。これは、IdeaPadがLenovoの新しい消費者向けノートPCファミリの名称だからだ。また、Intelは、IdeaPadをMobile Internet Device(MID)と考えており、Intelの新しいプロセッサ「Atom」が使われている。また、IdeaPad U8はタッチスクリーンディスプレイを採用し、Microsoft Office製品を動かすことができる。
同製品は現在、中国だけで入手可能となっている。「Samsung Q1」を含むMIDは、欧米では一般的に不人気だ。この理由としては、低パワー、不十分なバッテリ寿命、不格好なフォームファクタという組み合わせがある。ただし、AtomプロセッサとLinuxという組み合わせが、中国で成功するならば、事態を変える可能性はある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」