ソニーは米国時間11月20日、PLAYSTATION Store(ゲームやその他のコンテンツをダウンロードできるオンラインショップ)をPCユーザーにも開放すると発表した。今後このストアはソニーにおけるトップエンドのビデオゲームコンソール「PLAYSTATION 3」のユーザーだけの場所ではなくなる。
またソニーは、今回の措置によって「PlayStation Portable(PSP)」のユーザーも同ストアからゲームをダウンロードできるようになると述べている。こうしたゲームにはPLAYSTATION Storeだけでしか入手できない「クラシックな」PlayStation用のゲームやPSP用の一連の新作ゲームも含まれる。発売済みのPSPゲームも入手できるようになる。
ストアでしか入手できないPSPゲームタイトルには、「Syphon Filter:Combat Ops」や「Beats」があり、いずれもストアでの価格は9.99ドルである。
今回の動きは、PSPユーザーが実際の店に足を運ばなくてもゲームを入手できるようになることから、ソニーにとってはおそらく好ましい措置であろう。そして、歳末商戦に強力な底上げが必要なソニーのビデオゲーム部門にとっては、あらゆる市場の拡大はプラス材料である。
しかし、今回の措置によってどれだけ売上高が上積みされるのかは誰にもわからないし、たとえ売り上げが増えたとしても、ストアを拡張するための諸経費をどのように相殺するのかも不明だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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