Appleが米国時間9月5日、新型iPodを披露するものと期待されている。そんな中、MicrosoftがZuneを50ドル値下げし、199ドルで販売することを明らかにした。
Microsoftは4日、ZuneInsiderウェブサイトにて、値下げを発表し、これは前々からの計画だったと述べた。しかし、くしくも今回の値下げは、Appleのプレスイベントと同じ日に、発表されることになった。Appleは今回のイベントで、市場を支配するiPodの新型を発表するものと見られる。
MicrosoftのCesar Menendez氏はブログへの投稿で「これは通常のプロダクトライフサイクルにのっとった流れであり、数カ月前から計画されてきたこと」と述べる。「調査結果が明らかになり、30Gバイトのデバイスに対する顧客の満足度が非常に高い(94%程度)であることが分かった。価格を下げることで、より多くの人に、Zuneのエクスペリエンスを経験してもらえるようにしたい」と述べる。
Zuneは2006年11月に発売され、市場調査会社NPDによれば、ハードディスクベースのMP3プレーヤーとしては、米国小売市場のシェアを9〜10%獲得している。Microsoftによれば、同社は会計年度末の6月までに120万台のZuneを出荷し、100万台という目標を達成したという。
Microsoftが値下げを公式に発表したとは言え、Zuneはこれまでも、しばしばメーカー希望価格の249ドルを下回る値段で販売されてきた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス