これまでソニーやサムスン電子といった企業が名を連ねてきた、液晶テレビメーカーの影響力やブランド認知度の様相が変わった。2007年第2四半期に、液晶テレビメーカーのトップに立ったのは、2006年まで事実上無名だったVizioだ。
iSuppliが米国時間8月20日に公表したレポートによると、Vizioは第2四半期、前四半期比76%増の60万6402台のテレビを北米で販売したという。これにより、同社のマーケットシェアは9.4%から14.5%へと拡大した。
これまでトップを走ってきたサムスン電子は、出荷台数を前四半期の44万5683台から46万7210台へと伸ばしたものの、市場シェアは第2位に落ちた。最も大きく順位を落としたのは3位から6位に転落したソニーで、出荷台数は前四半期の41万2232台からわずか25万3377台へと減少している。
CostcoやWal-Martなどのディスカウント店における低価格販売が躍進に役立ったことは確かだろうが、Vizioはどのようにしてサムスン電子、ソニー、そしてシャープから顧客を奪ったのだろうか。これは分析に値しそうだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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