ソニーの米国法人Sony Electronicsは8月2日(米国時間)、2005年に発売したデジタルカメラ「サイバーショットDSC-T5」について、底面の金属メッキがはがれ、ユーザーの手を傷つける可能性があるため、約35万台をリコールすると発表した。
「弊社デジタルスチルカメラ、サイバーショットDSC-T5の製品の一部におきまして、底面の外装部品のメッキがはがれて、めくれあがり、その部分に直接触れると手や指を傷つける可能性があることが判明いたしました」と、Sonyはウェブサイトで告知している(日本国内ユーザー向けの情報はこちら)。
日本の大手家電メーカーのソニーは、対象製品の部品の無償交換を行う。底面のメッキがはがれるのは、製造工程の不備により、密着強度が低下していたことが原因で、米国でのリコール対象は、製造番号が3500001〜3574100の製品だという。
ソニーの広報担当者Ryoko Takagi氏は、Associated Pressに対し、リコールの対象となるのは、日本で販売された約6万6000台と、米国など諸外国で販売された28万4000台だと述べた。これまでに日本の顧客約30人と他国の顧客数人から、この問題により小さな切り傷や引っかき傷を負ったとの連絡を受けたという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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