日立は、記録メディアにBlu-rayを採用したビデオカメラ「DZ-BD7H」と「DZ-BD70」の2機種を発表した。DZ-BD7Hは30GバイトのHDDとBlu-rayのハイブリッドタイプ、DZ-BD70はBlu-rayのみのシングルタイプとなる。発売は8月30日より。価格はオープンとなる。
日立では今年7月にフルHD記録が行える8cmBlu-ray/DVDドライブの開発を発表しており、今回の新製品はその技術開発を製品化したものとなる。
2機種ともに撮影画質は1920×1080ドットのフルHDタイプ。圧縮方式はMPEG-4 AVC/H.264となり、AVCHD記録はサポートしていない。フルHDとなるHXモードのほか、1440×1080ドットのHF、HSという計3つのハイビジョン画質と、MPEG-2による720×480ドットのSX、SFの標準画質2モードを備える。
撮影用のBlu-rayディスクはDVDビデオカメラ同様の8cmタイプを使用。こちらも日立マクセルより世界初登場となる。
追記型のBD-Rと書き換え型のBD-REの2モデルが発売され、どちらも片面1層タイプのベアディスク。記録容量は7.5Gバイトで、フルHD画質を約1時間記録できる。価格はオープンだが、予想実勢価格はBD-Rが2500円程度、BD-REが3500円程度となる見込みだ。
Blu-rayディスクの再生環境は、本体搭載の液晶画面もしくはビデオ出力やHDMI出力を使ってのモニタへの接続が必須となる。現在発売されているBlu-rayレコーダー、プレーヤーでの再生は行えない。
ハイブリッドタイプのDZ-BD7Hは、30GバイトHDDを内蔵しており、HDD側には約4時間のフルHD記録が可能だ。本体のみでHDDに記録した動画を、Blu-rayへとダビングすることもできる。
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