ターボリナックスは8月1日、携帯型OSなどの機能を持つ端末「wizpy」の拡張機能として、テレビ会議システム「Ekiga」の提供を同日からwizpyのネットワークサービス「wizpy Club」で開始することを開始したと発表した。
wizpyは、単体ではマルチメディアプレーヤー機能を持ち、PCに接続すると接続先のPCを自分専用のOS環境に変えることができる携帯型OS機能を持つ端末。今回、主に企業やグループ、学校での導入ユーザーへのサービス拡充を目的に、テレビ会議システム「Ekiga」の提供を開始した。
Ekigaは、ネットを通して音声や映像の送受信を行うことで、離れた多拠点での空間共有を可能にするIPテレビ会議システム。wizpyの特長である携帯性で、出張先での会議参加やプロジェクトごとにまとまっての多拠点会議などが手軽に行えるようになる。
wizpy本体に搭載されているマイク・イヤホンを音声の出力・入力として利用できるため、初期費用を抑えることができる。また、Ekigaは登録費や利用料も無料であるため、運用コストの面でも有効なソリューションになるとしている。
Ekigaをwizpyに搭載することで、あらゆるPCで快適なコミュニケーション環境を手軽に構築することができ、テレビ会議だけでなく遠隔地でのセミナーなどへの展開も期待できる。なお、同社のIP-PBXソフトウェア「InfiniTalk」と組み合わせることで、wizpyをソフトフォン端末として利用し、ビジネスフォン同様の使い方への展開も可能だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス