Microsoftは米国時間6月18日、Immersionを相手取った訴訟を起こしたことを明らかにした。Immersionはジョイスティックをはじめとするコントローラを(ゲームに連動させて)振動させる技術を擁する。
問題の発端は、2002年にImmersionがソニーとMicrosoftを相手取って起こした(フィードバック関連特許の)訴訟だった。この訴訟は2003年に和解に達し、Microsoftは2600万ドルをライセンス料および和解金として支払うことになった。しかし、Microsoftは18日、Immersionが「特定のビジネスやIPライセンスに関する取り決め」など、他の和解条件に従っていないとの主張を明らかにしている。
MicrosoftのAssociate General Counselを務めるSteve Aeschbacer氏は声明で「われわれは、拘束力のあるライセンス契約をImmersionと交わしており、これが尊重されることを望んでいる」と述べる。「Microsoftは技術をインとアウトの双方向にライセンスしている。これは取り決めが尊重され、遵守されることを前提にしたものだ。われわれが裁判で訴えたいのは、すべての企業や業界パートナーが同じルールに基づいて行動すべきであるということ、そして、Immersionはわれわれとの拘束力ある契約を果たすべきであるということだ」(Aeschbacer氏)
本件についてImmersionの関係者からコメントを得ることはできなかった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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