コニカミノルタオプトは6月11日、Ultra Density Optical(UDO)方式の光ディスクシステム製品系列「UDOドライブ」「UDOライブラリ」「UDO AAシリーズ」で、最大記憶容量60Gバイトの製品を6月中旬より販売すると発表した。価格はオープンとする。
UDOは、相変化光ディスクに青色レーザーでデータを記録する技術。英Plasmonなどが開発し、欧州電子計算機工業会(ECMA)が規格として認定した。書き換え型と追記型の2種類がある。5.25インチのカートリッジ型ディスクを記憶メディアとして使い、両面で60Gバイトのデータを記録できる。今後、2009年には120Gバイト、2012年には240Gバイトといった大容量化の開発も進んでいるという。
コニカミノルタオプトは、単体のUDOドライブを2モデル、ジュークボックスタイプのストレージ装置であるUDOライブラリシステムを9モデル、アーカイブアプライアンス製品のUDO AAシリーズを6モデル用意する。UDOライブラリシステムとUDO AAシリーズは1台で638枚までのUDOメディアを格納可能で、最大記憶容量は38.2テラバイトとなる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」