スクウェア・エニックスは5月23日に開催された2007年3月期の決算発表会の式場で、今後のゲームタイトルのリリース予定について明らかにした。
まず、2008年3月期中の発売が予定されているドラゴンクエストIXについては、開発自体は「きわめて順調」(代表取締役社長の和田洋一氏)とした。ただし、2007年秋に開催される東京ゲームショウでの出展については「プレイ可能なものを出展するかは約束できない」と慎重な姿勢を示した。価格については、「高いものにはならない」と話し、ニンテンドーDS向けに低価格で販売することでかなりの本数の出荷を見込んでいるようだ。
また、ファイナルファンタジーシリーズの最新作である「ファイナルファンタジーXIII」については、「2008年3月期中の発売は無理」(和田氏)と明言した。
オンラインゲームのタイトルについては、「ファイナルファンタジーXI」に依存している状況の打開を測る考え。「2009年〜2010年に大型タイトルを2つほど出せるように仕込んでいる」(和田氏)。このほか、カジュアルなオンラインゲームも用意しているといい、いろいろな層が楽しめるようにラインアップを拡大していく考えだとした。
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