ターボリナックスは3月30日、携帯用のLinux搭載USBストレージデバイス「wizpy」にアプリケーションを追加するための開発キット「wizpyアプリケーション開発キット」を公開した。wizpy向けネットワークサービス「wizpy Club」のウェブサイトからダウンロードできる。
wizpyは、重さ50gほどの小型USBデバイス。PCに接続すると「Turbolinux OS」を起動できるため、外出先にある任意のPCでユーザー自身のOS環境が利用可能となる。使用したPCにデータを残さないので、個人情報漏えいの心配がない。メディアプレーヤーやFMラジオといった機能も備える。
この開発キットには、任意のLinux用アプリケーションをwizpy向けの形式に変換するツール「squashfs-tools」「appmod-utils」と、技術手順書を含む。デスクトップOS「Turbolinux FUJI」にインストールし、同OSに標準搭載のコンパイラやライブラリ、ダウンロード提供されるライブラリやヘッダファイルを組み合わせると、wizpyアプリケーション開発環境を構築できる。
ターボリナックスでは、wizpy OS対応アプリケーションの拡充を目指し、wizpyアプリケーションコンテストを開催する予定だ。
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