インターネットリサーチのインフォプラントは1月23日、「携帯電話の利用」に関する調査をiモードの公式サイト「*とくするメニュー」上で実施、結果を発表した。それによると、今後使いたい携帯電話の機能として2人に1人が「TV機能(ワンセグなど)」を挙げた。
普段使っている携帯電話の機能やサービスで最も多かったのは「アラーム(86.1%)」、次いで「カメラ(静止画)(83.8%)」、「計算機能(81.2%)」、「着信メロディ(72.1%)」と続く。「音楽再生機能」は21.7%、「メロディーコール」は16.5%、「おサイフケータイ」は12.8%に留まった。
男女・年代別にみると「赤外線通信」や「i着うた(R)/着モーション」、「音楽再生機能」は男女とも19歳以下、「着信メロディ」は男性40歳代以上で多く、「バーコードリーダー(QRコード)」は女性19歳以下から30歳代で7割を超えた。圧倒的に女性が多かった「デコメール(男性35.0%、女性64.7%)」は他の年代に比べ20歳代以下で多かった。
また、今後使いたい携帯電話の機能で最も多かったのは「カメラ機能(静止画・動画)」で61.4%。続く「TV機能(ワンセグなど)(男性60.6%、女性47.2%)」、「アプリ機能(男性50.8%、女性47.4%)」、「音楽再生機能(男性42.6%、女性48.0%)」は、ほぼ2人に1人が回答した。そのほか「GPS機能」は男性46.8%、女性31.7%、「おサイフケータイ機能」は男性35.6%、女性29.1%、「フルブラウザ機能(サイト閲覧)」は男性41.6%、女性37.7%となっている。
男女・年代別にみると「TV機能(ワンセグなど)」は男性30代以下、「音楽再生機能」は男女ともに19歳以下で多くなっている。
今後、携帯電話に付いていたら良いと思う「機能」や「サービス」では「テレビ」や「ラジオ」など既に一部の携帯端末で搭載されている機能のほか、「クレジットカード」や「定期券」、「鍵代わり」などのおサイフケータイ機能、「カーナビ」、「鏡」、「辞書」、などが挙げられた。反面、「いまある機能で十分」といった意見も一部見受けられた。
調査は全国のiモードユーザーを対象にiモードサイト「*とくするメニュー」上で実施。調査期間は2006年12月26日―2007年1月9日。有効回答人数は8251人(男性38.7%、女性61.3%)。
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