GoogleのEric Schmidt氏が壇上に現れる。
Schmidt氏は「Appleの取締役になれて光栄だ」と述べ、AppleとGoogleが合併して「AppleGooになるのはどうだろう?」とジョークを飛ばした。
「新しいデバイスやインターネットのアーキテクチャで気に入っているのは、さり気なくいろいろなものをマージできるところだ。どちらの会社も、いつもベストを尽くすべきだ。Jobsは今日それをやって見せてくれた」とSchmidt氏は述べる。
「Googleは特にAppleとの提携に向けて努力してきた。両社とも文化がとても似ている」(Schmidt氏)
「Steveはデモの中でいくつかのコンポーネントを紹介したが、これらはパートナーからのマップデータなどをインテグレートして実現したものだ。新世代型データサービスとしては、最初の製品になる」(Schmidt氏)
次はYahooのJerry Yang氏が壇上に登る。「自分はApple取締役会のメンバーではないけど、この製品はぜひ使いたい」とYang氏は述べる。
「電子メールについて提携できてうれしく思う。電子メールを皮切りに、ほかの人気サービスでもAppleと提携してゆきたい」と述べ、「oneSearch」をこの携帯電話に搭載させたいと付け加えた。
Jobs氏によると、iPhoneは米国では6月、欧州では第4四半期、アジアでは2008年に発売の予定。
Jobs氏はiPhoneでの提携先について、Cingularの名を挙げた。5800万人の契約者を擁するCingularはベストな選択だと述べた。米国ではCingularが独占的なパートナーとなる。
Cingularの最高経営責任者Stan Sigmans氏も登壇。Sigman氏は携帯電話を見ないうちから提携に合意したと述べ、その後は新しい電話機のデザインを見るたびに驚かされたという。
「われわれはMacをつくり、iPodを作った。これにApple TVが加わり、iPhoneも仲間入りした。このなかでコンピュータと呼べるのはMacだけだ」
「そこで本日、社名からComputerをなくすことを発表する。これからはApple Inc.と名乗ってゆく」
Jobs氏は「John Mayerさんがたくさんの製品について支援してくれた」と述べる。
John Mayerさんが歌を熱唱。
John Mayerさんは人々をハッピーにする製品を作っているとしてJobs氏を称賛する。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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