Microsoftのデジタル音楽プレーヤー「Zune」と「Windows Vista」との連携が可能となった。
Microsoftは米国時間12月19日、ZuneをWindows Vistaに対応させるソフトウェアアップデートをリリースした。Vistaはまだ消費者向けには発売されていないが、企業には11月から提供が開始されており、多くの技術ファンもVistaのテストバージョンを利用している。
Microsoftは、ZuneがVistaと互換性のないことを11月に指摘していた。だがその一方で、問題を修正するソフトウェアアップデートは1月30日の消費者向けVista発売日に十分間に合うタイミングで公開する、と約束していた。
Microsoftは自社のZune Insiderブログに、同アップデートが新OSをサポートすることに加え、「Zuneのソフトウェアインストレーションプロセスも改善する」とも書き込んでいる。
Microsoft関係者は、この新ソフトウェアに各種アップデートが含まれていることを明かしているが、セキュリティ関連の問題から、その詳細は明らかにしていない。
「iPod」のライバル候補として11月に発売されたZuneにとって、Vistaとの互換性でないことは不運の1つだった。Zuneは、第1週目の売り上げこそ好調だったものの、その後は順位を徐々に落としている。
Microsoftでは、Zuneの広告予算拡大を検討中だという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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