松下電器産業は12月20日、衝撃やホコリなどに強いタフネス設計ノートPC「TOUGHBOOK」シリーズの新機種を2007年2月1日から順次発売すると発表した。今回発表されたのは「CF-30(CF-30CW1AXS、30シリーズ)」と、「CF-19(CF-19CW1AXS、CF-19DC1AXS、19シリーズ)」の2シリーズ3機種。
いずれも約90cmからの落下など過酷な試験による耐衝撃性能、水やホコリに強い防塵防滴性能を実現している。また、手袋のままでも操作できる感圧式タッチパネルとタッチパッド、標準バッテリーで約8時間という長時間駆動も、現場での作業効率を向上させるポイントのひとつだ。
30シリーズは、輝度が従来の2倍となる13.3型液晶を搭載。CPUにはインテル Core DUO L2400(1.66GHz)を採用し、基本性能の向上を図っている。用途に応じ て別売のDVDマルチドライブ、DVD-ROM&CD-R/RWドライブ、拡張バッテリーパックに入れ替え可能なマルチメディアポケットも装備している。発売は2007年2月1日になる予定だ。
19シリーズは、2次元ヒンジにより画面を180度回転できる10.4型液晶搭載のB5ファイルサイズノートPCだ。オフィスでは通常のノートPCモード、屋外ではタブレットPCモードなど、シチュエーションに応じた使い分けができる。円偏光機能を備えたタッチスクリーンで、屋外の視認性を向上しているのも特徴といえる。CPUにはインテル Core DUO U2400を採用。ラインアップは、 IEEE802.11a(J52/W52/W53)/b/gの無線LANを内蔵するCF-19CW1AXS、無線LANレスのCF-19DC1AXSが用意されている。発売は2007年2月26日になる予定だ。
価格は2製品ともオープン価格。年産台数については、タフブックシリーズ全体で3万台を予定しているという。
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