東日本旅客鉄道(JR東日本)は7月13日、クレジットカード情報を登録しなくてもモバイルSuicaが利用できる「EASYモバイルSuica会員」サービスと、モバイルバンキングを使ってモバイルSuicaへオンラインチャージができる「銀行チャージ」サービスを10月より開始すると発表した。
EASYモバイルSuica会員サービスは、ビューカード(JR東日本が発行するクレジットカード)情報を登録しなくとも、SF機能限定でモバイルSuicaが利用できるサービス。モバイルSuicaにあらかじめ電子マネーを入金しておくことで、Suicaイオカードと同様に、乗車券やSuicaの電子マネーとして利用できる。チャージは、Suicaが使えるJR駅構内のコンビニNEWDAYSやファミリーマートの店頭において現金で行う方法と、銀行チャージサービスで行う方法がある。
銀行チャージサービスは、モバイルバンキングを利用して、Suicaチャージ用口座に入金することにより、入金額をオンラインでモバイルSuicaにチャージすることができるサービス。みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行の3行いずれかに口座を持ち、モバイルバンキングの申し込みをしたユーザーが対象となる。チャージ可能な金額は1000円単位で、1回1万円までとなっている。なお、サービス開始当初は、旧東京三菱店の口座を持っているユーザーのみが対象となる。
なお、EASYモバイルSuica会員は、Suica定期券やSuicaグリーン券の購入、利用はできない。利用を希望する場合は、後からクレジットカード情報を登録する必要がある。
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