オンラインゲームフォーラム(首都圏情報ベンチャーフォーラム「オンラインゲーム研究会」分科会)は5月25日、「オンラインゲーム市場統計調査報告書2006」を発表した。
この調査は、事業者が商行為として、または利益につながるサービスとしてプレイヤーに正式に提供している、オープンベータサービスを含むオンラインゲームタイトルおよびその運営サービスを対象に調査したもの。ウェブ調査とアンケートヒアリング調査により、2005年1月1日から2005年12月31日を対象期間として実施された。
調査期間中にオープンベータを含み正式サービスされたオンラインゲームタイトルは314タイトルで、パッケージソフトの販売および運営サービスの総売上からなるオンラインゲーム市場の規模は合計820億930万円で、対前年比142%であった。
内訳は、パッケージソフトの販売による売上が223億8745万円(対前年比106%)、運営サービスによる売上が596億2185万円(対前年比162%)となっており、運営サービスによる売上が大幅な伸びを見せていることが明らかとなった。また、それらのサービスを提供しているパブリッシャーは106事業者であることが判明している。
オンラインゲームの登録ユーザー数は2807万人で、2004年の調査結果1942万人から800万人以上増加している。年齢別では23〜29歳が30%、13〜18歳が28%、19〜22歳が23%と、13〜29歳が8割以上を占めていた。また、課金会員では23〜29歳が28%、30〜39歳が24%、19〜22歳が23%を占めた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力