サスライトは4月28日、USBメモリを紛失した場合でも情報流出を防げる「Hybridストレージ」を開発、5月1日より提供を開始すると発表した。
Hybridストレージは、グローバルフレンドシップの「GFi電子割符」を用いたSASアプリだ。このサービスではデータを2つに自動分割し、それぞれのファイルはUSBメモリとオンラインストレージ領域に保存される。ユーザーが「SASTIK−LIMO」に保存されたファイルをダブルクリックすると自動的に結合・展開されるというものだ。暗号化は解読される危険性があるが、Hybridストレージではデータの一方をオンラインストレージ領域に保存するため、USBメモリを紛失した場合でも「SASTIK−LIMO」へのログインを停止することで情報漏えいを防ぐことが可能になる。
使い方はHybridストレージの領域へドラッグ&ドロップ、複合化もダブルクリックするだけの簡単設計で、ユーザーはファイル分割を意識することなく利用が可能。また、分割時のデータ容量比率はUSBメモリーが約99%に対しオンラインストレージ領域が約1%のため、PHS等のナローバンド環境でもストレスなく使うことができる。サービス料金については、SASTIK-LIMOの月額基本料とHybridストレージ月額利用料を合計した月額税込210円となっている。
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