永井美智子(編集部)
2005/07/22 13:13
ソニー・コンピュータエンタテインメントは7月21日、携帯ゲーム機の「PSP」において、新たにインターネットブラウザが利用できるようにすると発表した。7月27日より無料配布するPSP用のOS「システムソフトウェア バージョン2.00」にブラウザ機能を追加する。
無線LAN機能を利用して楽曲や動画をダウンロードし、メモリースティックなどに保存して再生できる。また、ゲームのストーリーの中でブラウザを使うといったように、ブラウザと組み合わせたゲームの開発も可能になるとしている。「これにより新しいゲームの世界が広がる」(同社)。なお、このブラウザはHTML4.01に対応している。Flashの再生はできない。
システムソフトウェア バージョン2.00の配布にあわせて、ソニーコミュニケーションネットワークはPSP用のコンテンツ配信ポータルサイト「Portable TV」を開設する。
ワタナベエンターテインメント、バンダイチャンネル、ギャガ・コミュニケーションズ、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、ネオ・インデックス、ゲオ・ビービーなどがパートナー企業として名を連ねており、コンテンツを提供するものとみられる。
システムソフトウェア バージョン2.00では、このほかアドホック通信を利用して、端末間で画像を送受信できるようになった。また、再生できる動画や画像のフォーマットが増え、表示言語には韓国語が追加された。
PSPは2004年12月12日に国内で、2005年3月24日に北米で販売を開始した。累計出荷台数は日本を含むアジア地域が233万台、北米地域が274万台となっている。また、対応ソフトの累計出荷枚数は日本を含むアジア地域が390万枚、北米地域が730万枚となっている。特に北米ではビデオや音楽などのUMD(PSP向けの小型ディスク)が好調で、これまでに430万枚を出荷しているという。
今後はUMDの生産能力を拡大し、8月には現在の月産300万枚から同500万枚に引き上げる。また、9月には欧州市場でもPSPの販売を開始する。国内では、9月15日に新色のセラミックホワイトを発売する計画だ。


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