ソニーは3月23日、リニアPCM(非圧縮デジタル音声)方式での録音や、MDからパソコンへの転送機能を備えたHi-MDウォークマン「MZ-RH1」を、4月21日より発売すると発表した。
今回発表されたMZ-RH1は、MDフォーマットの録音再生機能に加えて、リニアPCM(サンプリング周波数44.1kHz/量子化ビット数16ビット)方式での録音が可能なHi-MDウォークマンだ。また、付属するWindows用の音楽ファイル管理・再生ソフトウェア「SonicStage3.4」および、Macintosh用の「Hi-MD Music Transfer for Mac Ver.1.0」を用いることで、MDに記録されている楽曲をデジタルデータのままパソコンへ転送できる。
Hi-MDウォークマン「MZ-RH1」
|
1Gバイトの記録用「Hi-MD」ディスクを使用した場合、パソコンから本体への転送で最長約45時間(約675曲)5の楽曲を記録、本体録音でも最長約34時間の録音が可能だ。表示部には有機ELディスプレイを採用したほか、ノイズを抑えたクリアなサウンドを実現する「HDデジタルアンプ」機能、低域特性を大幅に改善した大容量カップリングコンデンサ、音量レベルを自動調節する「ダイナミックノーマライザ」などにより音質も向上している。
標準カラーはシルバーで、価格はオープン価格。なお、オンラインショッピングサイト「ソニースタイル」では、MZ-RH1の限定カラーバリエーション「ブラック」が税込・送料別3万9800円で発売される予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力