Microsoftは米国時間21日、開催中の「Game Developers Conference」で、「Xbox 360」の1週間あたりの出荷量を最低でも2倍に増やす計画であることを明らかにした。
Microsoftによると、Xbox 360の新しい製造パートナーとしてCelesticaが加わることで、同社は今後1週間に現在の「2〜3倍」のXbox 360を小売店に出荷できる見通しだという。Microsoftはすでに、システムと部品の製造に関してWistron、Flextronicsの2社と提携しており、今回これにCelesticaが加わった。
この発表と同時に、Microsoftは春の最新ゲームも発表している。また、ダウンロード可能なデジタルコンテンツゾーン「Xbox Live Marketplace」にもコンテンツを追加したことを明らかにした。Microsoftによると、オンラインユーザーの85%以上がXbox Live Marketplaceを利用しているという。
Microsoftは、昨年11月にXbox 360をリリースして以来、米国市場で供給不足に悩まされていた。そして、しびれを切らせた消費者の中には、同ゲーム機を待たなければならない人も出ていた。Microsoftはこの原因について、部品製造の遅れと説明していた。
同社はまた、第2四半期(2005年12月31日締め)に売上が予想に達しなかった理由として、Xbox 360の部品不足を挙げていた。同期の決算発表を行った電話会議のなかで、Microsoftが明らかにしたXbox 360の販売実績は150万台で、発売日から90日間における目標出荷台数275万〜300万台を大きく下回っていた。
なお、Xbox 360に含まれる春の最新ゲームには、「Lara Croft Tomb Raider」「The Elder Scrolls」などの改訂版、「Tom Clancy」シリーズ最新作などが含まれている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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