Windowsマシンの所有者でも、以前からApple ComputerのiPodを利用することはできた。そんなiPod好きのために、同人気デジタル音楽プレイヤーに似たPCケースが作られた。
カリフォルニア州ポモナに本社を置くLogisys Computerは今週、ユニークなPC用ケースをそろえた同社のラインアップに「ePod Soho」というモデルを追加した。白い筐体には、iPodのスクロールホイールを連想させる「ボタン」が複数配置されているほか、ケースの縁取りが青色発光ダイオード(LED)で光るようになっている。
ePodは、個人やカスタムPCメーカーがプロセッサ、マザーボード、ハードディスクなどのコンポーネントを収めるためのケース。Logisysでは、クリアブルーのアクリル製ケースや、Volkswagen Beetleに似せたオプティカルマウスなどのユニークな製品を多数そろえている。
ePodは既にLogisysのウェブサイトで情報が公開されているが、小売店ではまだ発売されていない。Logisysの関係者によると、同社は本製品に関するやりとりをApple Computerとはしていないという。
しかし、Logisysの社是である「We do different」さえも、Appleの「Think Different」キャンペーンを連想させるものとなっている。
Appleはこれまで、あまりに自社製品と似たPCや音楽プレイヤーが販売されると、それを製造した企業を提訴してきた。たとえば、同社は1990年代に、iMacのデザインを模倣した疑いで、eMachinesなど数社を提訴している。Appleは2000年にこれらの裁判で和解している。
しかし、iPodに似たPCケースについてAppleがどう反応するかは不明だ。本製品について、Appleの関係者からコメントを得ることはできなかった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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