ウィルコムおよびウィルコム沖縄は2月16日、高速化PHS通信規格「W-OAM」に対応した「AX520N」など3機種を、2月23日より順次発売することを発表した。
W-OAM(WILLCOM Optimized Adaptive Modulation)とは、ウィルコムが1月27日に発表した高度化PHS通信規格のこと。電波状態に応じて変調方式をQPSK、8PSK、BPSKから自動選択することで、従来と比べてデータ通信速度は約1.6倍、8xパケット方式では最大408kbpsの通信速度を実現する。
W-OAMの発表時に公開されていた対応端末「AX520N」「AX420N」「AX420S」の3機種の発売日は、AX520NとAX420Nが2月23日、AX420Sが3月9日となっている。通信方式については、PCカードタイプのAX520Nのみ8xパケットに対応しており、CFカードタイプのAX420NとAX420Sは4x、2xパケット方式までとなっている。なお、AX520NとAX420NはNECインフロンティア製、CFカードタイプのAX420Sはセイコーインスツル製だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力