NTTドコモグループ9社は12月14日、FOMAの新機種「FOMAユビキタスモジュール」を発売すると同時に、FOMAパケット通信サービス専用プラン「FOMAユビキタスプラン」の提供を開始すると発表した。
FOMAユビキタスモジュールは、現在販売中の「DoPaユビキタスモジュール」と同じく小型形状で、利用する各種機器製造メーカは製品の生産段階で同モジュールを組み込むことができる。また、初回のFOMAパケット通信利用時から課金を開始することも可能だ。なお、この場合、月額基本使用料などについては、契約時点からではなく初めてFOMAパケット通信を行った時点から発生する。
FOMAユビキタスモジュールの正面図 |
また、同モジュールを内蔵して、DoPaMobile Arkと同様の利用形態で導入できる「FOMAユビキタスモジュール専用アダプタセット」を同時に発売する。
同モジュールを組み込んだ機器の利用イメージとしては、自動販売機の在庫管理やタクシーなどの車両運行管理、家電製品との通信による情報収集、小型情報端末による業務支援などでの利用が想定されるとしている。
FOMAユビキタスプランは「ユビキタスプランS」と「ユビキタスプランM」の2種。「ユビキタスプランS」は月額基本使用料800円(税込840円)で、無料通信分800パケット(120円分)、パケット通信料は1パケットあたり0.15円(税込0.1575円)。「ユビキタスプランM」は月額基本使用料1,600円(税込1680円)、無料通信分8,000パケット(960円分)、パケット通信料は1パケットあたり0.12円(税込0.126円)となっている。
モジュールと専用アダプタセットの販売開始日およびFOMAユビキタスプランの提供開始日は12月21日。販売および受付窓口は、全国のドコモ法人営業部門とパートナー企業によるシステム販売で取り扱う。
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