Intelは今週、ノートPCのコンセプトモデルを数機種発表した。同社では、それらの機種を「シック」という言葉で表現し、モバイルコンピューティングの世界に高級感と独特の味わいをもたらすものと考えている。
Intelは、ノートPCが「グレーや黒のモノトーンの世界に制限される」必要はないと宣言した。Apple ComputerがiMacやiPodをファッションアイコンに仕立てあげて以来、数年遅れの動きである。
いまや柔らかな手触りのノートPCが、ファッション界のスポットライトを浴びようとしている、とIntelは述べた。同社は、Toray Ultrasuedeと手を組むことで、自称「技術とファッション業界のリーダー」によるチームを構成し、スウェードで覆われたノートPCのシリーズを考案するに至った。
これらCentrinoベースのコンセプトノートPCの筐体は直接「超極細繊維『Ultrasuede』の布地」で覆われる。今のところ同ノートPCを一般向けにリリースする予定はない。
Intelは、ある調査を引用し、米国の成人コンピュータ利用者の73%がその個人的なスタイルを反映した技術製品を購入したいと考えている、と述べた。また、他人のラップトプPCをのぞき見したことがある人の76%がそのPCのスタイルまたはデザインをチェックしているという。
Intelによれば、米成人コンピュータ利用者の40%が、自分が現在持っているノートPCについて、ありきたり、退屈、ぱっとしない、味気ない、精彩を欠く、などと考えている。また60%が「カラー、模様、布地といったオプションにより自分のノートPCをカスタマイズしたい」と思っている。
IntelのJodi Geniesse(コンシューマーモバイルエデュケーションマネージャー)は、「Intelの技術革新をUltrasuede素材の高級感と組み合わせることで、形状と機能が融合し、ファッショナブルな個性的表現の可能性が無限にひらかれる」と述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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