OpenOffice.orgのバージョン2が、米国時間20日にリリースされた。このバージョンは、「Microsoft Office」のライバルとして頭角を現してきた同オープンソースソフトウェアスイートのメジャーアップデート版となる。
OpenOffice.orgバージョン2.0は、従来のワードプロセッサ/表計算/プレゼンテーション作成ソフトウェアに、データベースが追加されている。このバージョンは、同オープンソースプロジェクトの創設5周年を記念して、先週リリースされる予定だった。しかし、リリース直前にバグが発見されたため、予定が延期されていた。
OpenOffice.orgの支持者らは、同ソフトウェアに大きな期待を寄せている。「OpenOffice.orgは、世界が初めて目にする最もポピュラーなオフィススイートへと、歩を進めている」と、Sun Microsystemsの社長Jonathan Schwartzは声明で述べた。SunはOpenOffice.orgプロジェクトの主要スポンサーだ。また、同プロジェクトでは、Red Hat、Novell、Intel、Propylon、さらに独立系の開発者から、プログラミング上の支援を受けている。
OpenOfficeはWindows、Linux、FreeBSD、SunのSolaris上で動作する。また、Mac OS Xのネイティブのユーザーインターフェースを使用するバージョンも開発中である。
OpenOffice2.0には、次のような多くの新機能が搭載されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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