新しいPower MacとPowerBook
新しいPower Macについては、全機種がFireWire 800ポート1基、FireWire 400ポート2基、USB 2.0ポート4基、USB 1.1ポート2基、光デジタルオーディオ入出力端子を搭載するほか、802.11g Wi-FiおよびBluetooth 2.0を内蔵している。
各モデルの特徴は以下の通り:
いっぽう、PowerBookのほうは、15インチおよび17インチの両モデルともディスプレイの解像度が引き上げられたほか、バッテリの駆動時間が延長された。また、PowerBookは全機種に、DVDの書き込みに対応したSuperDriveが搭載された。
高解像度ディスプレイを搭載した新しい17インチPowerBookは、解像度が1680x1050ピクセルとなり、前モデルに比べて36%も多い情報を表示可能となっている。また、15インチのPowerBookは解像度が1440x960ピクセルで、デスクトップの広さが26%拡大している。さらに17インチモデルのディスプレイは輝度が最大46%向上している。
Appleは、今回のアップグレードを発表するまでにも、すさまじい勢いで次々に製品を発表してきた。同社は先週、ビデオ対応iPodとメディア関連機能を強化した新しい「iMac」を発表した。さらに先月には、スリムな「iPod Nano」と、楽曲の再生およびiTunesとの接続を実現したMotorola製携帯電話「Rokr」を披露していた。
さらに、Appleは同日、大型液晶ディスプレイの価格引き下げも行った。23インチモデルは1499ドルから1299ドルへ、30インチのディスプレイは2999ドルから2499ドルへと値下げされた。
Appleによるプロ用ラップトップとデスクトップの両シリーズの強化は、Intelチップへの移行計画より一足先に実施された。Appleは先ごろ、IntelベースのMacを来年6月までに市場に投入する見通しであることを重ねて強調したが、一部モデルの投入前倒しの可能性についてはコメントを避けていた。
Appleは、画像処理ソフトのApertureに一連の編集ツールも搭載しているが、ただし同社は写真の整理や、数千枚の写真から保存するものを選ぶための機能に重点的に打ち出している。同プログラムは、きめ細かい編集を行うためにPhotoshopに写真を書き出す機能や、整理/保管を行うために写真を読み込む機能もサポートしている。
Apertureには、iPhotoに搭載されている、写真をウェブで公開したり、デジタルプリントや写真集を注文する機能のプロバージョンも搭載されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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