フォトレポート:ウィルコム、贅沢なPHSの新4機種でケータイに対抗

別井貴志(編集部)2005年09月27日 23時15分

 ウィルコムは、PHS端末の機能でようやく携帯電話の競合として認められるかもしれない。PC向けウェブサイトも閲覧できるブラウザ「Opera」と、QVGA液晶、約11万画素CMOSカメラを装備した京セラ製のAirH"PHONE端末「AH-K3001V」を2004年5月14日に発売してからは、カメラの画素数をはじめとする付加機能の進化がなかなか見られなかった。

 しかし、9月27日に130万画素のカメラや指紋認証などの機能を盛り込んだ新音声端末2シリーズ4機種と、新定額料金プランを発表した(関連記事)。「コミュニケーションの基本機能で新しい贅沢を」がコンセプトだ。スタンダードモデルの300シリーズとハイグレードモデルの310シリーズがあり、店頭予想価格は300シリーズが1万円前後、310シリーズが2〜3万円程度となっている。ここでは310シリーズ、その中でも京セラのWX310Kを中心に紹介しよう。

 まず、WX310Kは、メイン液晶に2.4インチのQVGA液晶を採用し、有効画素数130万画素のメガピクセルカメラを搭載した。フルブラウザはOperaを搭載しているが、バージョンアップはされていない。

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