アップルコンピュータは8月4日、日産自動車、マツダ、ダイハツ工業の各社が日本国内向け2006年モデルのカーステレオをiPodに対応させることを発表した。
iPodに対応するカーステレオは、すでにBMWやアルファロメオを始めとする各ブランドのモデルに実装されており、またアルパイン、クラリオン、ケンウッド、パイオニアの各社からも、現在iPodに対応していない自動車向けの製品が出されている。今回の3社の動きはこれに続くものとなる。
「日本でもこれほど多くの自動車メーカーがiPodとの統合を提供していることを嬉しく思います。iPodは日本で最も普及しているデジタルミュージックプレーヤーで、これまで以上に多くの音楽愛好家が車の中でiPodの音楽をシームレスに楽しむことができるようになります」と、アップルのグレッグ・ジョズィアック氏(ワールドワイドiPodプロダクトマーケティング担当バイスプレジデント)はコメントしている。
同社の発表によると、iPodの全世界における累計販売台数は2100万台を超えており、また同携帯音楽プレイヤーと連動する「iTunes Music Store(iTMS)」からのダウンロード数も先ごろ5億曲を突破した。
なお、アップルは同日、待望の日本版iTMSを開始することも発表している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」