Apple Computerは米国時間20日、PowerMac G5のシングルプロセッサ搭載モデルの生産を中止し、デュアルプロセッサ搭載モデルのみのラインナップにシフトしたことを認めた。
先週末に、Appleの複数の顧客が、1.8GHzのPowerPCを積んだシングルプロセッサモデルが、オンラインのApple Storeから姿を消していることに気付いた。これについて、Appleは20日に現在残りの在庫を処分しているところだとコメントした。
「1.8 GHzのPower Mac G5は、オンラインのApple Storeではすでに取り扱っていないが、ただし在庫がある間は他の販売チャネルで買うことができる」と、同社はCNET News.comにあてた声明のなかで述べている。「現在、Power Mac G5はすべてデュアルプロセッサ搭載モデルとなっている。これらのマシンは、われわれの最も先進的な顧客に最高の性能をもたらす」(同声明)
同社は、シングルプロセッサモデルを探している人々に新しいiMac G5を勧め、同モデルが「非常に人気の高いソリューション」であると述べた。
Appleは今月に入り、Macに搭載するプロセッサをPowerPCからIntelチップに切り替える計画を発表した。しかし、同チップを積んだモデルは来年前半まで登場しないとみられている。
Appleが最後にPower Mac G5をアップグレードしたのは4月のことで、この時には2GHzから2.7GHzのPowerPCを搭載するデュアルプロセッサモデルが新たに追加された。また、このときには引き続き1.8GHzモデルも販売していくと同社は述べていた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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