日本シーゲイトは4月13日、1インチHDDを使ったポータブルストレージ「USB2.0ポケット・ハードドライブ」を発表した。コンピュータ周辺機器の製造・販売を行うロジテックを通じて4月下旬より販売する。
ポケット・ハードドライブは5Gバイトの容量で、長さ約15cmの巻き取り式USBケーブルが付いている。フラッシュメモリを使ったUSBメモリよりも大容量なので、音楽や写真、ビデオなどの大きなデータを手軽に持ち運べると同社では説明している。OSはWindowsとMac OSの両方に対応する。
USB2.0ポケット・ハードドライブ |
セキュリティ機能を備えたソフトウェア「Pocket Hard Drive Toolkit」を同梱する。これを使うことで、パスワードを入力しないとデータが見られない「セキュリティエリア」を作成することができる。また、ライトプロテクトをかける機能もあり、誤ってデータを消去してしまうことがなくなる。なお、Pocket Hard Drive ToolkitはMac OSには対応していない。
ポケット・ハードドライブはすでに米国では2004年秋より販売しており、米Seagate Technology グローバル・セールス&マーケティング シニア・バイスプレジデントのランディー・リー氏は「販売台数は明かせないが、非常に好調な売れ行きだ」と話す。
ポケット・ハードドライブの大きさは直径73mm×高さ18.9mm、重さは63g。ディスク回転数は3600rpm。日本での価格は2万900円。販売を担当するロジテックでは、初年度の販売目標台数を5万台としている。
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