Apple Computerの小型音楽プレイヤーiPod Shuffleのアクセサリ市場が熱い。
アドオンメーカーのXtremeMacは米国時間25日、iPod Shuffle用に10種類以上のアクセサリを発表した。これには、車載充電器やFMトランスミッターのようなカーアクセサリ、シリコン製のプロテクタ「Bumperz」などが含まれる。
Appleの最高経営責任者(CEO)Steve Jobsが1月のMacworldでiPod Shuffleを披露したとき、XtremeMacのCEO、Gary Bartはこの製品に大きなビジネスチャンスを見い出した。早速Bartは中国に飛び、アドオン製品の準備に取り掛かった。
「Macworldでの発表からわずか6週間後にこれだけ多くのiPod Shuffle用アクセサリを発表することができた。これは、われわれが業界リーダーとして意欲的に対応していることの表れだ」とBartは声明のなかで述べた。
XtremeMacが発表したその他のアクセサリ製品には、Shuffleを固定するためのクリップやフック、水や汗に強いアームバンドのSportWrapが含まれる。同社によると、これらのアクセサリは13〜50ドルの価格帯で3月から販売されるという。
Griffin Technologyという別のアクセサリメーカーは、先週初めにAppleが発表したiPod MiniやiPod PhotoにFireWireケーブルが付属していないことに目を付けた。Griffin Technologyは米国時間24日、4フィート(約1.2メートル)のFireWireコード「Dock400」を18ドルで販売する計画を発表した。
プレイヤー本体を扱っていない小売業者さえ、この機に乗じて、付属品を仕入れようとしているため、iPodアクセサリ市場はすでに加熱している。わずか99ドルで販売されているShuffleは、これまでより多くのユーザーに訴求する製品であるため、Shuffleによってもたらされるビジネスチャンスは大きいと、Bartは指摘する。
「iPod Shuffleの登場により、iPodはどんなユーザー層に訴求する製品となった」と、Bartは述べた。
このようにiPod用のアクセサリを販売する人がいれば、iPodを分解しようとする人もいる。市場調査会社IDCは、iPod Shuffleを分解して調べた結果を今週発表した。分解によって、プレイヤーにはSigmaTelのコントローラチップが搭載されている、という大方の予想が正しかったことが確認された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」