SanDiskは米国時間14日、1Gバイトのmini SDカードを100ドルで発売すると発表した。メモリカード市場では劇的な価格の低下が続いているが、今回のSanDiskの動きはこうした流れを強調するものといえる。
現在市販されているmini SDカードは最大でも512Mバイトで、今回発表された1Gバイトのカードはそれと比べてほぼ2倍の容量をもつ。これらの製品は通常、携帯電話機やデジタルカメラ、携帯音楽プレイヤーなどで使われている。mini SDカードは切手サイズのSecure Digital(SD)カードの小型版。
SanDiskが出す1Gバイトの製品は、音楽ファイルなら約16時間分、デジタル画像なら2000枚以上を保存できる。また付属のアダプタを使えば、SDカードに対応する機器でも利用できる。
この1Gバイトのmini SDカードは、1Mバイトあたりの単価がほぼ10セントとなる。フラッシュメモリ製品の価格は2003年と比べて劇的に低下している。調査会社Gartnerによると、2003年のNAND型メモリのコストは約20セントだったという。また、5年前のフラッシュメモリの単価は1Mバイトあたり約1ドル13セントだった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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