誤操作や停電から文書を復帰できる超漢字4用エディタ新版が発売に

ニューズフロント2004年11月12日 15時29分

 パーソナルメディアは11月12日、BTRON3仕様OS「超漢字4」上で動作する原稿執筆用ソフトウェアの新版である超漢字原稿プロセッサ2を、11月26日に出荷開始すると発表した。税込み標準価格は4万7250円。超漢字4とのセット製品「超漢字4原稿プロセッサパック2」は6万8250円。前バージョンのユーザーは、無償でバージョンアップできる。

 超漢字原稿プロセッサは、「原稿の推こうを繰り返しながら原稿を書き上げ、それを出版社に入稿する目的に特化した」(同社)エディタソフトウェア。原文のレイアウトを保持したまま文章の修正履歴を表示できる赤ペンモード、原稿の分量を把握する進捗表示機能、日本語特有の表記ルールを忠実に再現する機能などが特徴という。さらに、BTRON3仕様OSに対応しているため、17万字の文字の利用が可能である。

 新バージョンでは、「プロユースの原稿執筆に耐える数多くの機能強化を実現した」(同社)。主な機能強化点は以下の通り。

  • 突然の停電や誤操作があっても、原稿の内容を直前の状態に戻せる文書保護機能の充実
  • ルビ、圏点機能や長文執筆のための見出し機能といった基本機能を充実
  • 執筆や推こうの途中で別の部分の修正を行い、再び元の位置に戻るといった作業を効率よく進めるためのカーソル位置の記憶/ジャンプ機能を導入
  • BTRONのハイパーリンク機能である実身/仮身を活用し、ほかのファイルを指すハイパーリンクを原稿中のメモとして貼り込む機能を導入
  • 超漢字の多漢字機能をさらに活用するための異形字ゆらぎ同一視検索機能や、電子入稿機能を充実

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