米モトローラのエドワード・J・ザンダー会長兼最高経営責任者(CEO)がこのほど来日、10月13日都内のホテルで会見した。会見のなかで、ザンダーCEOは「今後1−2年の間に携帯端末などを日本市場に続々投入する」と語り、2000年8月以降、撤退していた携帯電話機市場に再参入することを明らかにした。
すでに8月にNTTドコモとの間で第3世代携帯電話の開発で提携したほか、9月にはボーダフォンとも提携している。今回、端末ではないもののKDDIと2ギガヘルツ帯のCDMA2000 1Xソリューションで提携した。これら携帯電話事業者との関係をより深めたことにともない、今後携帯電話機についても日本市場で本格的に展開していくことにした。
日本の携帯電話機市場が飽和状態にあると言われていることに対してザンダーCEOは、「音声の通話ベースでは飽和かもしれないが、データ通信や画像など携帯コンテンツはこれからも広がる。その意味では飽和ではない」と語った。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡