Apple Computerは、15インチPowerBookの各モデルで、画面に白い「斑点」が表示される問題に関して、この欠陥があるディスプレイの無償交換を実施する。
Appleは米国時間24日、標準保証対象の1年間に加え購入後2年以内のマシンが対象になる、との情報を同社ウェブサイトに掲載した。
ユーザーは昨秋からこの問題に苦情を寄せており、同社に問題への対処を求めるオンライン請願活動などが展開されていた。
Appleは昨年10月、問題が発生する場合は同社のAppleCareサービスに連絡して欲しいとし、標準の保証範囲内においてケースバイケースで問題を処理していた。また12月には自社のサポートウェブサイトに詳細な情報を掲載した、とAppleの関係者は説明している。
「われわれは昨年、ディスプレイに白い斑点が現れる15インチPowerBook G4の顧客にはAppleCareに連絡するよう告知した。顧客への対応をきちんと行うために、これらのシステムの修理対応期間を当初購入日から2年間に延長する」と、Appleは声明の中で述べている。
同プログラムは、昨年の7月から11月の間に製造された15インチのTitaniumおよびAluminum PowerBookの一部が対象となる。修理対象となるのは、シリアル番号がV7334とV7345のいずれか、あるいはQT331からQT339の間で始まるモデル。
Appleは同プログラムで、ラップトップの液晶画面交換費用のほか送料も負担する。Appleはまた、既に有償修理済みの顧客に対しては修理費用を払い戻す。
同社は、対象となるマシンを識別する方法についても顧客に情報を公開している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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