Apple Computerがコンピュータ市場を再びライトアップしようとしていることが、先ごろ同社が米特許商標庁に提出した申請から明らかになった。
この特許申請は先週末に特許商標庁のサイトで公開されたもので、Appleが譲受人、Duncan KerrとSteve Hotellingが発明者として挙げられている。この概要には、筐体から光の出るコンピュータと照明装置--筐体内部に「配置」された赤や緑、青、白の発光ダイオード--についての説明がある。
この説明によると、申請された特許は「外観を変え」られる「カメレオンのような」電子装置に関するものだという。
今回公開された特許は2月2日に申請されたもので、こうした機能に関する特許では最新のものとなる。
Appleの関係者はこの特許申請に関するコメントを差し控えた。なお、この申請について最初に報じたのは、MacファンサイトのMac Observerだった。
Appleはこの書類に、コンピュータの筐体をライトアップするための部品--カラーLEDや、一部半透明の筐体--や、ライトアップするタイミングや仕組みに関して、計36件の特許申請を盛り込んでいる。同書類によると、この装置ではインジケーターの集合がアクティベートされると、筐体の表面に画像を表示する仕組みになっているという。
Appleは1999年に、ストロベリー、ブルーベリー、タンジェリン、グレープ、ライムの5つのフレーバーのiMacを発売し、カラフルなデスクトップのトレンドをつくりだした。
同社は現在、新iMacのデザインに取り組んでいることを認めている。
また、Appleは8月末にパリで開催される「Apple Expo 2004」トレードショーに参加することになっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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