Apple Computerは米国時間4日、6月に開催する開発者向けカンファレンスのなかでMac OS Xの次期バージョン「Tiger」のプレビューを行う予定だと語った。
同社の最高経営責任者(CEO)Steve Jobsが、6月28日からサンフランシスコで開催されるWorldwide Developer Conferenceの開始とともに基調講演を行う予定で、このなかで新しいOSを披露する。
Appleは、JobsがTigerの「プレビューを行う」と述べただけで、詳細は明らかにしなかった。同社はこれまでにリリースしたPumaやJaguar、Pantherなどの場合も、事前には多くを語らなかった。
Appleの昨年の開発者向けのカンファレンスは、Pantherのプレビューを行うために、5月から6月に延期された。Mac OS Xの最新版にあたるPantherは、その後10月に発売となった。
Tigerが今年中に発売になれば、Appleはこれまでの5年間で5つめのMac OS Xをリリースすることになる。これに対し、Microsoftが同期間中にリリースした主要なバージョンはWindows XPだけで、あとはさまざまなアップデートが出ただけだ。次期Windowsの大型リリースであるLonghornは、早くとも2006年半ばまで登場しないと見られている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」