Apple Computerは米国時間13日、同社のデスクトップ機「eMac」の最新モデルを発表した。このモデルには、従来製品と比べて高速なプロセッサや記録型DVDドライブが追加されている。
Appleは教育関係者や生徒への自社ブランドのロイヤリティー浸透を目指した取り組みを進めているが、今回のeMacの最新版もその一環となる。そのため、新しいeMacでは内部コンポーネントをアップグレードするだけでなく、価格も引き下げている。Appleは長い間教育市場を自社の牙城としてきたが、最近では他社もこの分野に食い込んできている。
eMacの最上位機種となる新モデルは、8倍速のSuperDrive(DVD-R/CD-RW両用)をシリーズの中で初めて装備し、プロセッサも従来の1GHzから1.25GHzへと高速化している。また、333MHzのDDRメモリやさらに高速なグラフィックチップ、USB 2.0ポートも搭載している。小売価格は999ドルで、現行eMacの最上位モデルと比較して100ドルの値下げとなる。同社は、ハードディスクの容量を抑えてSuperDriveを搭載しない799ドルのモデルの販売も続ける。
新しいeMacモデルでは、オプションとして内蔵用Bluetoothモジュールや内蔵アンテナ、ワイヤレスネットワーク機能をサポートするカードスロットが用意される。そのほかにも、1GバイトのRAMや、80Gバイトおよび160Gバイトのハードディスクなどのオプションが用意されている。また購入時には、Apple最新のOSであるPanther (Mac OS X ver. 10.3)と、動画や音楽ファイルの作成・視聴用アプリケーションがプレインストールされている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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