「挑戦する?挑戦などというものは存在しない。やるか、やらないか、それだけだ」
Sony Online Entertainment(SOE)と、ゲーム開発元のLucasArtsは、数年間の開発およびテスト期間を経てStar Wars Galaxiesを発表した。これは、複数が同時にプレイできるオンラインゲームで、映画「スターウォーズ」をベースとしている。「スターウォーズ」ファンからの大きな期待を受けたこの最新作に対し、業界アナリストは、広範なユーザーを獲得するオンラインゲームが実現する大きなチャンスと評価している。
しかし、ゲームを開始することはジェダイ志望者にとって簡単なことではなかった。会員は、ソフトウェアに50ドル、さらにアクセス料金として月額12〜15ドルを払うことになっているが、発表初日の朝は会員登録は不可能だった。ゲームの登録サーバに支障があったためだ。プレイヤー希望者の中には、ゲーム開始に必要な申し込み手続きを完了するのに、エラー画面や「もう一度試してください」と書かれたページを潜り抜けながら、4、5時間費やしたと報告している人もいる。
同ゲームのWebサイトによると、SOEは昼には登録の問題を修正した。だが、この時間に申し込みを行ったプレイヤーは、手続き終了後、ほとんどのゲームのホストサーバが「データベースの問題」により、アクセス不可能であることを知らされた。最終的には、26日の夜間、ほとんどのプレイヤーがゲームのオンライン部分にアクセス不可能な状態だった。
マサチューセッツ州ニュー・ベッドフォードの作家、John Softcheck氏は、26日の晩、ゲームでの自分のキャラクターをチューニングするのに1時間を費やしたと報告している。「やっと終わったと思ったら、ゲームサーバが再度ダウンしていた」とSoftcheck氏は電子メールに書いている。「作業の結果を全部失ってしまたことにはがっかりしたが、再度挑戦することにした」。
ワシントン州ブレメルトンのネットワーク管理者、R. Butler氏は、Sonyから、ゲームがいつになれば完全に機能するのかに関する情報がなかったことに不満を感じたと述べている。「Sony側でも、いつになるかはっきりと分からないという事情は理解できる。だが、このゲームの登場を数年待ち、初日にスタートできるよう翌日配送料金を払い、実際には何もできなかったわれわれにとっては、不満というほかない」。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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