リコー(桜井正光社長)は、次世代DVD「Blu-ray Disc」と「HD DVD」の記録型ディスクを開発、ハードウェアメーカー向けにサンプル出荷を開始すると発表した。年内にもコンシューマー向けの商品化を目指す。
出荷するのは、「Blu-ray Disc」と「HD DVD」の追記型ディスク「BD-R」と「HD DVD-R」。BD-Rは25GB、HD DVD-Rは15GBとともに現行DVDの約3−5倍となる容量を備える。サンプルディスクは次世代記録型DVD向けに新開発した高感度の無機記録材料と高精度スタンパを採用し、安定したデータの書き込み・読み出しができる高い信頼性を実現した。
リコーによると、次世代記録型DVDは、IT分野などで普及が進み、2008年から急速に拡大、2010年には8億枚以上の市場規模が見込まれている。
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