デルコンピュータ(浜田 宏社長)は11月26日、社名を「デル株式会社」に12月1日付で変更すると発表した。新社名への変更を機に、コンピュータを中核とした幅広い製品やサービスの提供をさらに強化していく。なお、米デル本社では、今年7月に「Dell Computer Corporation」から「Dell Inc.」に社名を変更している。
同社は、93年に日本での直販事業を開始、今年で10年を迎えた。コンピュータ製品の注文生産(Built To Order)や24時間365日のサポート、オンラインでの販売などのサービスやマーケティングを展開するとともに、製品ラインアップも、デスクトップ、ノートブック、ワークステーションから、サーバーやストレージなどのエンタープライズ製品へと拡大、さらにプロジェクタなどの周辺機器やソフトウェアの販売も強化している。
エンタープライズ分野では、技術コンサルティング事業などのソリューションビジネスを展開し、法人のユーザーのITインフラ構築におけるパートナーとしての位置付け強化を図っている。
今回の社名変更は、同社がコンピュータ・ハードウェア企業にとどまらず、より幅広いソリューションを提供する企業へと成長したこと、また、今後さらにそれを推し進める方向性を反映するもので、同社では、今後も独自のダイレクト・ビジネスモデルを生かし、コンピュータを中核とした幅広い製品やサービスを提供していく方針。
なお、新社名を機に、とくに注力する事業として、
――の3つを挙げている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」