バングラデシュは、イスラム教の預言者ムハンマドの絵を描くよう人々に呼びかけているページがあることを理由に、パキスタンに続いてソーシャルネットワーキングサイトFacebookへのアクセスをブロックした。The Associated Press(AP)が報じた。
バングラデシュの電気通信規制当局の最高責任者であるZia Ahmed氏がAPに述べたところによると、同国政府は地元のインターネットサービスプロバイダーに対し、「Everybody Draw Mohammed Day(皆でムハンマドの絵を描く日)」と宣伝するページが削除されるまでFacebookを一時的にブロックすることを求めたという。
アニメテレビシリーズ「South Park」のプロデューサーが、ムハンマドの絵を描くことを禁じる宗教的タブーを風刺した同シリーズのエピソードがComedy Centralネットワークによって検閲されたことを明らかにした後、この問題のページは作成された。
パキスタンも5月19日、裁判所命令を受けて、宗教的理由から同様にFacebookへのアクセスを遮断した。APの報道によると、裁判所は31日に今回のアクセス遮断を再検討する予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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