業績低迷に苦しむYahooが閉鎖予定の製品リストが、同社の元従業員によってリークされたとき、その中にDeliciousが含まれていることに多くの人がショックを受けた。Deliciousは、Yahooが2005年に買収したソーシャルブックマーク企業で、今でも愛用者が多い。
しかしDeliciousは、閉鎖ではなく、Yahooからの離脱を計画していると述べている。
Delicious blogの投稿には、「Deliciousは閉鎖しない」と記されている。「Yahooとは戦略的に合致しないと判断したが、Yahoo以外に、Deliciousが競争的なレベルを維持するためのリソースを提供してくれる理想的な場所があると信じている」(Deliciousの投稿)
この投稿では、Deliciousが閉鎖の危機に面していたのか、それともYahooが最初からDeliciousを売却する計画であったのかは明らかにされていない。ソーシャルメディア事業に携わる数人の最高経営責任者(CEO)らが公に(おそらくは冗談で)、DeliciousのYahooからの取得をブログやツイートで申し出ており、Twitterには少なくとも1つ、これをオープンソース製品にしてほしいと訴える人々の嘆願書がTwitterを介して出回っている。
Deliciousチームは、「Deliciousの将来を真剣に検討中」であり、「さまざまな選択肢を模索し、複数の企業と話し合っている最中」であると投稿には記されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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