ショッピングモールとは巨大なものであり、それによって多様な小売り体験を実現しているわけだが、(例えばよく知らない街の)初めて訪れたモールで、店の配置がよく分からない場合、その広さに圧倒されることもある。
「Bing」はこの問題を解決するため、建物自体にマップマーカーを付与するだけでなく、各店舗がモール内のどこにあるかを表示できるようにした。モバイルデバイスや「Bing Maps」ベータ版でBing Mapsを見るときの衛星画像のように、このモールレイヤもユーザーが特定のズームレベルに設定しているときのみポップアップ表示される。そして、表示されている店をクリックすると、住所や電話番号などの情報を入手できる。
Bing MapsのプロダクトマネージャーであるBrian Hendricks氏は、Bing Mapsブログへの投稿の中で、この新しいシステムによって、車をとめる場所が簡単に分かるようになり、ホリデーシーズンのショッピングにかかる時間を短縮できるはずだと述べている。
奇妙なことに、この水準の詳細情報はモバイル版のBing Mapsではまだ利用できない。コンピュータが手元にないときにモールに行きたくなった場合、モバイル版にこの機能があれば間違いなく便利だろう。米CNETに電子メールで送信された声明の中でMicrosoftが述べたところによると、この新しいレイヤは同機能の最初のステップに過ぎず、モバイルデバイスに追加することが「優先事項」だという。
現在のところ、この機能は少数のモールしかサポートしていない。その大半はワシントン州にあり、そのほかニューヨークの2つのモールとボストンの1つのモールがサポートされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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